新しい小刀を求めて

今日は山形市の藤沢刃物店に3人でおじゃましました。
藤沢さんには以前『笹野花』を作るために必要な刃物(チヂレと呼ばれる)を
作ってもらい大変お世話になりました。

今日は木の表面を整えるために使う小刀を求め、大変素晴らしいものを頂いてきました。
しかしながら今日頂いた小刀には柄と鞘が付いておらず、
話を聞くと柄・鞘の職人もほとんどいなくなってしまったとのこと。
藤沢さん自身も齢80才を越え、
肩が限界だということでもうあまり刃物打ちをしなくなったそうです。

我々は笹野一刀彫という伝統工芸の技術を習得すべく日々研鑽していますが、
技術を支える道具の作り手がいなくなるというのも死活問題です。

とりあえず小刀の柄と鞘は師匠に相談せねば・・・